2020年、小学校でのプログラミング教育必修化に向けて
南あわじ市内の6か所で、小学生を対象にした
ドローンとロボットのプログラミング体験教室を行いました。
榎並小学校での体験の様子は、
さんさんネットニュースで取り上げていただきました!
プログラミング教育必修化については、プログラミング教室検索サイト「コエテコ」さんの |
今回の体験教室では、
3つの部でそれぞれ、
少人数でじっ~くりとプログラミング教育の基礎を体験してもらいました!
ドローン操縦体験は午前中ずっと開放していたため、
時間が許す限り並びなおして何度も体験してくださる参加者が続出しました。
教えるといっても、ゲームのコントローラーを用いた操作方法を一度説明するだけで、
皆さんあっという間に飛ばせるようになりました。
距離感がつかめずモタついている大人を尻目に、
スマートホンの画面を見ながら器用に操縦する子供たち。
どう見ても教える側と教えられる側が逆転しています・・・!
子供そっちのけでドローン操縦に興じる大人たち(榎並)
ドローンプログラミング教室では、チェックポイントまでの
距離や高さを計測し、ドローンがどの方向へどれだけの距離を進めば
想定したルート通りになるのかを計算して、タブレットに入力していきます。
失敗したら、どこが間違っていたのかを考えて、修正・・・
を、繰り返して、最初に作ったルートは全員クリアすることができました。
当初はスタッフが動いてルート距離の計測を行っていたのですが
友達同士で立ち止まって考えたり、付き添いの親にテキパキと指示を与える
参加者の姿に、自ら動いて確認することが大事なのだと教えていただきました!
飛行するドローンを見守るスタッフと参加者(榎並)
ドローンにくぐらせる障害物はこんな感じでした(賀集スポーツセンター)
ロボットプログラミング教室では、車型のロボットを
マット上の目標に向かって直進・右折・左折させる動作を組み立てました。
非常に単純な動きで一見簡単そうなのですが、
モーターの回転速度/タイヤの角度/稼働時間
のみの情報でロボットの動きを制御するのはなかなか難しいです。
普段車を運転するときには、
状況を視認しながらハンドルとアクセルの加減をしています。
それらを全て頭の中で組み立て、目がないロボットに指示をすることになります。
A →Bまで直進させる段階では皆さん余裕の表情をしていますが、
B→Cへの右折で悪戦苦闘していただきました。
Cまで行ければOK、としていたのですが
多くの参加者がAからDまで1周させることができていました。
同じ動きをしているようでプログラミングの内容は千差万別、
急角度で曲がったり微調整を繰り返したり、それぞれの個性が出ていました。
中には2周目3周目に挑戦したり、逆向きに回ったり、独自のルートを作ったり、
体験では説明していないループ制御で1周させたり、他人のプログラムを泥棒したり、
バックで駐車を決める子も現れて、さながら参加者の才能発見会となっていました。
ロボットの台数に余裕がある場合は、なるべく保護者にも
子供と競争しながらプログラミング体験していただきました。(賀集)
うまくいかない原因を見つけるたびに、微調整を繰り返している様子(市小学校)
ドローンの参加者がロボット参加者の友人を待っている間に作り上げた大作。
車のロボットと同じブロックでできています。(市小学校)
最後に、ドローンの映像を。
体験参加者のプログラミングによって設計された飛行計画に従って飛んでいます。
(西淡社会教育センター)