淡路島で獲れる鳴門海峡わかめをご存知でしょうか?
鳴門海峡わかめといえば全国でも名の知れた名産品ですが、実はその6割は淡路島の丸山漁港で水揚げされたもの、という情報はあまり知られていません。こ
のわかめは最高品質の物となります。
本場鳴門海峡(うず潮)の激しい流れに鍛えられ色合いも良く新鮮な歯ごたえのわかめは、アルギン酸をはじめとする食物繊維やカルシウム、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で体内の余分な塩分を排出する作用がある為、健康食品としての注目も集めています。
そんな美味しくて健康に良いわかめの収穫時期は1年間で3月~4月のほぼ1ヶ月間だけなんです。
この1か月間は雨の日以外毎日漁に出て収穫を行います。
そして運よくその収穫時期に撮影させて頂ける事となり、今回は丸山漁港の漁師さんに同行させて頂き、動画を制作しました。
今回はドローンによる空撮と船上から撮影したカメラの映像が入っているので、臨場感溢れる物となっております。
早朝漁港を出発して約20分ほどで漁場に到着します。そこから約1時間船の上から収穫作業を行います。
船の上は足元も滑りやすく、波があると船も大きく揺れるので1時間という時間がいつもより長く感じられました。
そして帰港するときには船から溢れそうなぐらいのわかめを積んでいました。
今回の撮影ではドローンだからこそ撮影出来た映像もあり、船を実際に追尾することによって臨場感を出すことも出来て正面から撮影しているので収穫の様子もすごく分かりやすくできたと思います。
そして、帰港してからは収穫したわかめを高温のお湯に入れて水で冷やし、塩を入れた大きな機械に入れて塩がまんべんなく行き渡る様に混ぜる。それから一定の期間冷蔵庫に入れて、販売出来るように選別を行います。
この上記工程を行ってみなさんの食卓に新鮮なわかめが届きます。
今回、このような撮影をさせて頂いてわかめ漁の漁師さん達海の男はやっぱりカッコ良かったです!
そして新しい知識も得られたので、いろいろな職業のドキュメンタリーも撮影したいなと思いました。